とりあえずこれだけはやっておこう!転職成功への道筋を期間別に紹介します

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はじめに:転職活動を進める道筋は決まっている

初めて転職活動を行う人も、2回目以降だという人も、できることならば後悔せずに転職をしたいと思うのは当然のことです。でも、正直なところ転職活動に必要な情報って世の中にありふれているんですよね。

その結果、

どこから手をつければいいのかがわからなくなってしまう→動き出せずに結局もやもやしたまま現職→ただ月日が流れてしまう→無限ループ…

になってしまうのも仕方がないです。 

そこで今回は、「なるべく早くに転職をしたい人」「じっくり考えて転職をしたい人」それぞれのパターンにわけて、最低限ここだけは手を動かすことで転職成功への道をスムーズに進められるという方法を紹介します。

なお、大企業希望者、ハイスぺ狙い、ベンチャー企業狙い等々いろいろなキャリアの築き方があると思いますが、この記事は「まずはここは共通だ」と考えるステップに沿っています。

筆者の紹介

転職経験2回の30代女性です。奇跡が起きて大企業につとめていたのですが、大企業特有の独特な空間から抜け出してみたくなった若気の発想で転職。2回目の転職は、より裁量権を得たいと思ったことから行いました。

それぞれ、転職エージェント経由・求人広告型の転職サイトを利用しました。その他にも国家資格キャリアコンサルタントの資格を活かしながら行っている副業等では新卒・中途採用の業務にも携わってきました。

そもそも「転職活動」と「転職」の違いって?

いつもなら結論から述べるところですが、本題に入る前にそもそものお話から始めていきましょう。

いろいろな求職者と話してみると、一言モノ申したいことがあります。

ずばり… 

「転職活動へのハードルを上げすぎいいいいい!」

です。

ということで、所説定義はあると思いますが、ここでは私が考える定義を書かせていただきます。

  • 転職活動:新しい会社で働くという選択肢も視野にいれながら自分のキャリアの棚卸を行い、次のステップを考える自己成長に繋げていくもの
  • 転職:実際に新しい会社で働くこと

どうでしょうか。要するに「転職活動」はあくまでもプロセスの話なんですよね。

「〇〇活動」って最近よく耳にすると思います。

わかりやすい部分で言えば「婚活」でしょうか。婚活も、最初は「結婚という選択肢も視野に入れながら自分の趣味や教養の幅を広げて自分自身を磨いていくこと」と言われていたそうです。

(このことに関する本が出た当時大学生だった私はとっても興味津々で読んでいました。まぁその話は追々)

「転職しなければいけない」を前提にしすぎてしまうとせっかくのキャリアを考える機会もあらぬ方向にいってしまいかねません。

これは非常に極端な話ですが「働いている人は皆常に転職活動をしていてもいい」と思うほどです。まずは、それくらい気楽なものだという認識を持ちましょう。

「転職活動」と「転職」は別物!転職活動は自分のキャリアを考える上で誰が行ってもいい。その結果が「転職」に至らなくても問題ない!

転職活動で頼りにするべきは以下の4つ

さて、そんなことを考えていたら少し気が楽になったのではないでしょうか。

お待たせしました。ハードルが下がったところで本題に入ります。

結論からいうと、転職活動では以下の4つを上手に活用していきましょう。

1.掲示板型のサイト(登録が必要なもの/必要ではないもの)

転職サイトは、インターネット上で公開されている求人情報を掲載し、転職希望者が自由に閲覧・応募できるサイトのことです。転職サイトの特徴は以下の通りです。

  • 多くの求人情報から幅広い業界・職種を調べることができる
  • 自分で求人を検索・応募するため主体性が求められる

具体的にはマイナビやリクナビNEXTなどを想像していただければOKです。

最近ではIndeedなど、複数のサイトの情報が集約されたサイトもあるので自分が使いやすいツールを決めましょう。

まずは情報を調べるところからはじめてみたい、という人が大半だと思うので最初のとっかかりはここから始めてみましょう。

ただし、生々しい話ですが掲示板型のサイトとエージェントでは企業側の掲載費用が異なります。そのため、年収が高かったり大手企業の求人を狙いたい場合にはあまり検索がヒットしないかもしれません。だからこそ後述するツールとあわせてうまく活用できるようにしましょう。

2.転職エージェント

転職エージェントは、専門のエージェント(コンサルタント)が転職希望者を直接サポートし、求人情報の提供や面接対策、企業への推薦など、転職活動全般を手厚くサポートします。有益な情報ももらえるのでとりあえず1社は登録しておきましょう。入ってくる情報が全然違います。

転職エージェントの特徴は以下の通りです。

  • 個別に担当キャリアカウンセラーがつく
  • 非公開求人など、限定的な求人情報を持っている
  • 面接対策や職務経歴書などの書類添削も行ってくれる
  • 待遇面で有利な条件を引き出してくれることもある(大事!)

何と言っても「1人ではできないこと」をサポートしてくれるのがメリットと言えるでしょう。転職活動に慣れている場合には、面談の場で「基本的には1人で進めたいが面接対策を手伝ってほしい」などどのようなサポートを希望するのか伝えてみても大丈夫です。

デメリットとしては、書類選考になかなか通りにくい場合があるということです。エージェントには「企業担当者」と「求職者担当者」がいます。(両方を1人で担っているケースも増えてきています)

企業担当者が求職者の魅力を汲み取れなくてうまく企業にアピールしきれなかった…なんてこともあるかもしれません。そんな残念なことが起きないよう、カウンセラーには思い切り本音をぶつけたほうがいいです!カウンセラーはあなたの魅力を言語化するプロですからね。

まずは大手&特化型のエージェントをそれぞれ見てみるといいでしょう。

3.ハイクラス向けの転職エージェント

同じ転職エージェントですが、転職エージェントで紹介される求人と比較して年収と求められる役職が異なります。

中にはヘッドハンティングに繋げられる案件もありますので、エージェントの人たちと密にコンタクトをとりながら活用をしてみましょう。

4.SNSや知人の繋がり

いわゆる「リファラル採用」というものも含めて、まぁなんやかんやで繋がりからの採用も捨てたものではないです。

ちなみに筆者は2回目の転職時にたまたまいろいろな友人と話をする機会があり、その流れで何社か面接をさせていただきました。その企業とは結局ご縁はありませんでしたが、友人とは気まずくなることもなく今でも仲良くしています。持つべきものは…というやつですね。

転職を考えていることを公表するのは気が引けるかもしれませんが、信頼できる人には他己分析をしてもらってもいいかもしれません。そこから思いもよらなかった自分を知ることができたり、思いもよらない企業との出会いがあるかもしれません。私も、友人から「〇〇なところがあるよねー」と言われる点については深堀して自己PRに入れていました。ありがとう友人。

まとめ:以上4つのツールをうまく使って転職活動を進めましょう。基本的には全部行った方がいいです。え?こんなにたくさんのことを同時に進めるのは無理だと思ってしまいましたかね。少々お待ちください。ここから先は、時期ごとに注力するべきポイントをお伝えします。

結局転職活動で大切なことは、その名前の通り「活動し続ける」ことなんですよね。いくら机上で何を考えていても動きません。繰り返しになりますが、重たく考えすぎずもっと気楽に捉えてみましょう。

実際の転職活動の進め方は転職にかかる時間からの逆算が大切

ここからは、実際に転職活動を行うコツを書いていきます。

ここで大切になることが逆算思考です。たとえば新卒の就職活動ではゴールがきまっています。早い人は大学2年生から活動を始め、大学4年生まで活動の猶予があります。

既卒の転職活動もダラダラと行わずに目安を作ってみましょう。そこで、半年以内に転職をしたい人と、それ以上(1年以上かけて)じっくり転職をしたい人向けにステップをわけてみました。参考にしてみてください。

1.半年以内に転職をしたい人向け

1ヶ月目:思い立ったが吉日!とりあえず掲示板型のサイトに登録して求人をひたすらブックマーク

職務経歴書はあとから登録してもいいです。とりあえず登録する!これができたらまず自分をほめてあげましょう。

通勤中のそこのあなた。ぼけーっと過ごさずに求人サイトを開きましょう。アプリでさくさく検索できますよ。在宅ワークってこんなにあるんだ~残業がこんなに少ない会社があるんだ~ほら、夢が広がりますね。

2ヶ月目:集中した時間を設けて言語化作業

自分がどんなキーワードに魅力を感じるのか、なぜそこに魅力を感じるのかをきちんと言語化する作業をしましょう。ぽちぽちブックマークをしたものを改めて見つめてください。

「イノベーション」「安定」「月収〇万円以上」「在宅ワーク」…どんな共有項目があるでしょうか。

この作業はメモ帳や付箋を使って目がさえているときに行うようにしましょう。

3ヶ月目:自分の価値観や目指したい方向が見えてきたら、履歴書と職務経歴書を用意する

例えば「スケジュールを組む仕事」であれば、過去にそのような業務経験があることをアピールするなど、自分が大切にしたい価値観に基づいた書類を用意します。

4ヶ月目以降:転職エージェントに登録!

ここでやっと登録します。最初から登録してしまうと情報に埋もれてしまうため、「やっぱり面倒になってしまった」と挫折するケースもあります。

エージェントに登録~内定まで、頑張れば3ヶ月で終わる人が多いです。というかそれ以上かかったら疲れてきます。

いきなり全力疾走をするのではなく、準備体操期間として情報収集をする時間を設けることがポイントです

その点、掲示板サイトをただ眺める分には自分のペースで進められるので気が楽です。いきなり全力疾走をするのではなく、準備体操だと思って取り組んでみましょう。

2.1年がかりで転職を考えている人向け

すぐに転職をしたい人と違い、長期スパンで考えられる人は以下のことを意識しましょう。

半年ほどかけて視野を広げる期間を設ける

視野を広げる期間とは、自分の見えている世界を出てみることです。

世の中には五万と仕事があります。その中で自分が知っている職種、会社、社風ってどれくらいあると思いますか。まずは自分の思う仕事に対する考え方は「視野が狭いのだ」ということを認めて、以下の行動をしてみましょう。

  • 知り合いに仕事の話を聞いてもらう
  • コーチングなどを利用してキャリアの棚卸を行う
  • セミナーや勉強会に出席する

半年バージョンとの違いは他者と会話する機会を相当数設ける点にあります。

今はオンラインで会話をすることにもためらいがない時代になりましたが、やはり人の時間をもらうということなので、誰かと話をするためには準備が必要です。

視野が広がってきたと思ったら、今度はそのまま放置するのではなく軸を狭める時間を用意しましょう。ここでは、広がり続けてしまった情報をまとめて履歴書と職務経歴書を用意することに専念します。

そこまできたらあとは、エージェントとハイクラス向けのサイトに登録して転職活動を進めていきましょう。

まとめ:おすすめの組み合わせで最適な転職活動を

いかがだったでしょうか。

今回は、最低限ここだけは手を動かすことで転職成功への道をスムーズに進められるという方法を紹介しました。

転職エージェントと転職サイトを組み合わせることで、転職活動の幅が広がります。

自分に合った転職エージェントや転職サイトを利用することが大切です。それぞれのサービスを上手く活用し、効率的な転職活動を行いましょう。

皆さまの転職活動ひいては転職が納得感のあるものになりますように!!!

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